老いても老けない体つくり(2)

 
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細山浩
東京大学農学部農芸化学科食料化学研究室修了 農学博士
現在、株式会社エム・エイチ・ビー代表取締役副社長
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   2006年06月23日(Fri) 
 老いても老けない体つくり(2)
早朝のブラジル戦、観ましたか〜?
ブラジルの技術力や組織力の高さはやはりすごいなと感じました。
結果は残念でしたが、頑張った日本代表に拍手を送りたいですね。

まだまだW杯は続きますからいったいどこの国が世界一になるのかを楽しみに観戦したいと思います。
日本の試合じゃないので気が楽ですしね(^^;)


さて今回は前回の続き、老いても「老けない体」を手に入れる、の続きです。
そのキーワードは「酸化」。

「酸化」って聞いたことありますよね。
酸化とは酸素に触れると起こる反応です。
例えば、りんごを切っておいておくと空気に触れて色が悪くなったり、ぬれた鉄を置いておくと錆びたりすること、これを「酸化」といいます。

実はこの酸化は体内でも同じように行われているのです。
人間も酸素で錆びるのです。
酸素で錆びるなんて不思議と思いませんか?

当然酸素は人間が生きていくうえでエネルギーを作る重要な働きをしますが、そのうちの一部が「活性酸素」に変わり身体を錆びさせてしますのです。
よく健康番組で耳にしますね、「活性酸素」という言葉。
この「活性酸素」に触れる度合いの多い人ほど肉体が老化します。

だれでも一年1歳づつ年をとります(いくら私は若いからといっても皆同じように年は取ります)。それを“老いる”といいます。みな同じように“老いる”のです。
しかし“老け方”は違います。つまり“老いる”と“老ける”は違います。
40代、50代になって、中学校や高校のクラス会に行ったときに、久しぶりに会った友人がすごく若々しかったり、逆に老けていたりという経験はありませんか?それは同じ年齢、つまり同じように老いていても、肉体的な若さ、つまり老け具合が違っているのです。

いかに肉体が老化しているかということかは、見た目といった外見的なものばかりでなく、生活習慣病と密接に関連しています。
肉体の老化、つまり老化の直接の原因が酸化なのです。  

体を酸化させる活性酸素は常に体の中で作られています。
人間は活動するのに約2000kcalのエネルギーが必要ですが、その際約10リットルもの活性酸素が作られます。また、ストレスや食品添加物、たばこや大気汚染などでも発生をしています。
酸化のもとになる活性酸素は免疫作用において重要な役割も実はあるのですが、体のさまざまな部分にダメージを与えます。

ではいったい活性酸素は何を酸化させてダメージを与えるのでしょうか?
からだの中で酸化されやすいのは、実は脂質の部分なのです。
そしてなんと我々の体を作っている約60兆個の細胞は脂質の膜で覆われています。
細胞の膜は脂質、ココです。

つまり、細胞の膜が一番酸化されやすく、ダメージを受けるのは細胞ということになります。
そして細胞から成り立っている臓器や血管の働きが低下し、ホルモンバランスが悪くなったり、酵素の分泌が悪くなったり、つまり体が本来の役割を果たさなくなり、肉体の老化が起こるのです。

活性酸素⇒細胞が酸化される⇒老化につながる、このような関係になります。

もともと体内には、発生した活性酸素をちゃんと退治する働きを持っているのですが(例えばビタミンなど)、加齢で退治する働きが弱まったり、活性酸素が増えすぎたりすると、その力を弱めることが難しくなってしまいます。

そこで、注目を浴びているのが抗酸化物質
老化から体を守るために、活性酸素を除去する働きをもつのが「抗酸化物質」です。

抗酸化物質が体内でたくさん作られるような食生活をすることが望ましいのですが、現代では食べ物で補おうとしても食べ物の中の抗酸化物質の量は減ってきているし、和食から洋食へ、また添加物の増加等食生活の変化(添加物等は肝臓で解毒作用を受け、活性酸素を生み出します)、ストレスの増加、また紫外線や排気ガスの増加等、日に日に活性酸素の増加する環境になっています。

老けない体のためにはどうすればいいのか?
体を酸化させないようにするには活性酸素の除去が必要になる、ということです。
このことがTV番組でも取り上げられるようになり、「抗酸化作用」という言葉は一般的にも定着したように思います。ご存知のコエンザイムQ10も大変なブームになりましたよね。

そして同様に注目を浴びてきたのが「ポリフェノール」です。
始めは赤ワインポリフェノールが有名でしたが徐々に様々なポリフェノールが取り上げられ、食品やサプリでその働きが広く浸透してきました。
今ではすっかり「抗酸化作用」は「老けない体」「若返り」に直結する言葉になりましたが、次回は抗酸化力NO.1、ポリフェノールの力をお伝えしたいと思います。
 
 
Posted at 11:10 Comments/TrackBack(0) Permalink 抗酸化