ポリフェノール(2)

 
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細山浩
東京大学農学部農芸化学科食料化学研究室修了 農学博士
現在、株式会社エム・エイチ・ビー代表取締役副社長
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< 老いても老けない体つくり... < ポリフェノール | 抗酸化/一覧 | 肌にも老化防止策を > メープルシロップのちから
   2006年07月25日(Tue) 
 ポリフェノール(2)
最近すっきりしない天気が続いています。
この前TVで言っていましたが、地球の温暖化で気温が上昇すると大気の水蒸気が多くなり、雨が多くなるそうです。
集中豪雨や長雨も少なからずも影響があるのかもしれませんね。


さて、今回は今話題の「ポリフェノール」の紹介です。
お菓子や飲料でも注目を浴びている「ポリフェノール」。でも人気のわりにはその種類の多さまでご存知の方は少ないようです。

ポリフェノールの力はなんといっても抗酸化作用。
老化の原因となる活性酸素の除去ですね。

ポリフェノールが話題になり始めたきっかけを覚えていますか?
それは「赤ワイン」です。
赤ワインというからにはポリフェノールは原材料のブドウに含まれているわけです。

ブドウのポリフェノールについては最近色々なデータが出てきています。少しご紹介をしましょう。
その主要成分は種子に多いプロアントシアニジン、皮に多いアントシアニジン、レスベラトロール等いくつかあります。
プロアントシアニジンはフランス海岸松、ココアやクランベリーなどにも含まれており、強い抗酸化力があります。
また、血管をしなやかにして血圧を正常にしたり、血糖値を正常にしたりと、まさにメタボリックシンドローム対策そして生活習慣病を予防し、老化を防ぐには最適ですね。
なんとフランスでは血管が脆くなっていくのを防ぐ薬になっています。
また、筋肉疲労の軽減や回復力を高めたり、最近ではアルツハイマーに関する研究も進んでいるようです。
皮膚で紫外線からの酸化を防ぎ、またメラニンの凝集を防ぐことで美肌効果があることもわかってきており、“食べる化粧品”としてもプロアントシアニジンは注目されています。

(そういえば以前テレビのクイズ番組に出たときに、早押しクイズで、「夏、海岸にいると、」、という問いがあり、その瞬間「しみ、そばかす」と答えたのですが、「(ブー)日焼けしてしみそばかすが増えますが、その原因は、メラニンです。」というものでした。間違えた瞬間、隣のパートナー(カミさんですが)が絶妙のタイミングで「バカ」と叫んだため、生放送でないのに編集が難しく、オンエアーされ、うちの夫婦の力関係が暴露されました。)

さて、このプロアントシアニジンはある程度大きく重合したものの方が効果が高いことがわかっています。ワインにも含まれいるプロアントシアニジンは、重合反応がワインが樽で熟成する過程で進むことがわかっており、年代ものの方が効果がありそうです(値段はべつにして(^。^;))。

ワインに関しては赤ワインの方がそのポリフェノールによって効能が幅広く知られていますが、白ワインにも抗菌効果、カリウムによる利尿作用、カルシウムとマグネシウムをバランスよく含む等のいい面がたくさんあります。
しかし赤ワインにしても白ワインにしてもアルコールですから、多く飲んではダメです。適量を心がけて飲みすぎに注意をしましょう。
ちなみに同じプロアントシアニジンでもクランベリーに含まれているプロアントシアニジンにはブドウの種やココアに入っているものと種類の異なるものがあり、歯周病予防や尿路感染予防など菌の作るバイオフィルムの形成を阻害することがわかってきています。

最近では女性系のサプリでクランベリーは広まっているようです。
日本ではまだクランベリーの飲料は多くは飲まれていませんが、北米ではとても人気のある果物で飲料やソースなどさまざまな形で使われています。

レスベラトロールというポリフェノールはブドウの皮に多く含まれており、その発ガン抑制効果が知られています。その他では落花生の渋皮にも含まれています。
最近の研究では脂肪の分解を促進することがわかってきており、内臓脂肪を減らすことがメタボリックシンドローム対策の第一歩ですから、今後の研究が期待されます。

有名なアントシアニンはブルーベリーやカシスにも含まれ、眼精疲労を予防することで有名です。カシスのアントシアニンは糖の種類が異なりルチノシドというアントシアニンでその眼精疲労予防効果が高いというデータがあります。

いかがですか?
植物が持っているこのポリフェノールの力、すごいと思いませんか?

今回はブドウのポリフェノールを中心に紹介をしましたが、まだまだ色々な効果のあるポリフェノールが見つかってきており、研究が進んでいます。




 
 
Posted at 14:39 Comments/TrackBack(0) Permalink 抗酸化

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