抗酸化

 
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細山浩
東京大学農学部農芸化学科食料化学研究室修了 農学博士
現在、株式会社エム・エイチ・ビー代表取締役副社長
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   2010年11月15日(Mon) 
 スーパーフルーツ
こんにちは。
あっという間にもう冬がそこまで来ています。
インフルエンザの流行も心配になってきました。
去年のような大流行も十分に考えられますから、毎日の予防意識持って下さいね。


それでは、今回はフルーツの話題です。


近年スーパーフルーツ市場が活発化しています。
高い抗酸化力を持つ果物、マンゴスチン、くこの実、キウイ、クランベリー、アサイー等を「スーパーフルーツ」とよんで、アメリカでは大きな市場になりつつあり、新たなカテゴリーとして注目を浴びています。


そのスーパーフルーツに新たな果物が登場しました。Maquiベリーです。
皆さんご存知ですか?


チリのパタゴニア地方に生育する果実で、実の大きさは3−4mmで非常に小さいのですが、ポリフェノールの一種であるアントシアニンが豊富で抗酸化力が非常に高いことで注目されています

色は濃い紫で、甘みの強い果実です。
濃縮ジュースを飲みましたが、飲みやすく、ワインのような風味もありました。


種子は硬く、そのままでは発芽せず、一度鳥に食べられて、消化管を通ることで、種皮がやわらかくなり、土に落とされて初めて発芽します。
ですから現在まだ栽培技術が確立されていません。


私も先日現地に行ってきましたが、パタゴニア地方は氷河が多く、国立公園や世界遺産に囲まれた素晴らしい景色の場所です。


歴史的には15世紀ころ、チリのマプチェ族がMaquiberryを醗酵させた、TEKUという飲料を滋養強壮目的で飲んでいた歴史があります


最近研究も盛んに行われており、血流改善や抗腫瘍効果等がわかってきています。
アメリカでは飲料やサプリメントで使われ始めてますが、日本での展開も楽しみですね。
 
 
Posted at 16:48 Comments/TrackBack(0) Permalink 抗酸化 
 
 
 
 2010年08月16日(Mon)   メープルシロップのちから こんにちは。
お盆を過ぎればなんとやらですが、まだまだ猛暑続きの毎日ですね。
熱中症のニュースもよくみかけますが、熱中症対策はやはり面倒がらずに行いたいものです。
特に体温調整が鈍くなってくる高齢者の方は要注意です。
このぐらい大丈夫と思うことなく意識をして水分や体の熱を冷ますように心掛けて下さい。


さて、近年どこの国でも生活習慣病予防のために、食生活のあり方が見直されいてます。
通常何気なく食べているものの機能性を明らかにし、機能性に富んだ食材を積極的に食生活に取り入れようという動きが見られます。


ご紹介するのはメープルシロップ。
甘いメープルシロップが健康に??という方もいらっしゃるかもしれませんが、これがなんともすばらしい食品なのです。


先日仕事でカナダのケベックに行ったとき、メープルシロップの説明を見かけましたが、美味しさだけでなくやはりその機能性をピーアルしていました。
通常日本ではホットケーキのつけてたべるのが主な用途だと思うのですが、カナダでは、砂糖の代わりに野菜や肉料理、魚介類と様々な用途で使用されています。


最近では、その美味しさだけでなく、砂糖に比べ、ミネラル(特にカルシウム、マグネシウム、亜鉛、カリウム)やビタミンB1、B2がバランスよく豊富に含まれている天然甘味料として使われているようです。またポリフェノールも多く、その抗酸化力も高いことがわかっています
さらにその他の機能性の研究も進んでいます。


◆メープルシロップの歴史◆
その歴史は長く、北米の先住民がカエデの樹液が甘いことを発見したことがメープルシロップの始まりだそうです。17,18世紀には開拓と言う重労働に従事していた入植者のエネルギー源になっていたそうです。採取地を見る機会がありましたが(残念ながら収穫は春先だけなので採取はしていませんでした)、カエデの樹に小さな穴を開け、そこに金属の採取口をさし、そこから流れ出る樹液がメープルシロップの原料で、それを約40倍に煮詰めるとメープルシロップになります。


樹齢40年以上で幹の太さが直径20cm以上の樹から採取します。直径が20cm増すごとに採取口を一箇所増やすことができますが、4箇所以上は取り付けられません。
種類も一種類と思っていましたが、色と味を基準に3つのカテゴリー(No.1,No.2,No.3)と5つのグレード(エキストラライト、ライト、ミディアム、アンバー、ダーク)に分類されています。


今まで、メープルシロップといえばホットケーキしかイメージできませんでしたが、この栄養価やカナダでの用途を見ると、日本の食材との組み合わせたレシピー開発も面白そうですね。


甘いものが健康にもいいなんて、嬉しいかぎりですが、やはり天然のものというのは色々な栄養素が絡み合い、何かしらの生きるパワーを持っているように感じます。

    Posted at 09:36 Comments/TrackBack(0) Permalink 抗酸化       
 2006年08月16日(Wed)   肌にも老化防止策を 毎日暑いですね〜
お盆も過ぎていよいよ夏も後半、うれしいような寂しいような、ですね。

陽射しの暑い夏、といえば気になるのが日焼け。
女性であれば特に「日焼けによるシミそばかす」が恐怖でしょう。

紫外線は肌にとっても大敵なのです。

かつて学生の頃(もう20年位前ですが)海が好きで、夏となるといつも海に行っていました。早朝行って、海で寝ている間に昼になっていて、腹の日焼けの熱さで目を覚ましたことあがります。
結構日焼けしやすいのですぐ黒くなっていたのですが、日焼け止めや焼けた後のケアーを特にしてませんでした。
その頃はまったく問題なかったのですが、この数年、しみが出来始め、結構肩や胸はしみだらけ。

紫外線の効果は忘れた頃にやってきますね

抗酸化のところでもお話しましたが、紫外線からは強力な活性酸素の一種の一重項酸素が発生します。
皮膚内で発生した一重項酸素がメラニン色素の合成を促進し、またメラニン細胞の恒常的な増殖を促進するため、日焼けしたそのときはしみにならなくても、じわじわとしみ予備軍は増殖しています。

また、皮膚の若さをたもつコラーゲンやエラスチンを破壊します。さらに遺伝子を傷つけ、ガンのリスクを高めます。
そのような活性酸素を除去するSOD(酵素)などの防御機構を我々は元々持っているのですが、その力には個人差があります。

ですから、日焼けしてもしみになりやすい人となりにくい人がいるので、むやみに日焼けするのは危険です。
さらにSOD等の防御機構も25歳過ぎると低下し、活性酸素から体を守る力も弱ってくるので、さらに気をつけましょう。

そんな肌での活性酸素を除去するのにカロテノイドやポリフェノールが活躍します。

特にブドウ種子ポリフェノールは肌に集まるため、肌の酸化防止、老化防止に役立ちます。また最近クランベリーやザクロが美肌に効果があるというデータが得られています。

肌の酸化防ぐとともに、これまでに傷ついた肌の修復も必要です。
肌を修復し、美しく保つにはコラーゲンや保水効果の高いヒアルロン酸の補給が必要です。コラーゲンの合成には鉄とビタミンCが必要です。
また、ヒアルロン酸の合成にはグルコサミンが必要です。

肌のためにも鉄分は必要なんですね。

今からでも遅くはありません。肌の酸化を防ぎ、見た目も若くありたいですね。
    Posted at 15:28 Comments/TrackBack(0) Permalink 抗酸化       
 2006年07月25日(Tue)   ポリフェノール(2) 最近すっきりしない天気が続いています。
この前TVで言っていましたが、地球の温暖化で気温が上昇すると大気の水蒸気が多くなり、雨が多くなるそうです。
集中豪雨や長雨も少なからずも影響があるのかもしれませんね。


さて、今回は今話題の「ポリフェノール」の紹介です。
お菓子や飲料でも注目を浴びている「ポリフェノール」。でも人気のわりにはその種類の多さまでご存知の方は少ないようです。

ポリフェノールの力はなんといっても抗酸化作用。
老化の原因となる活性酸素の除去ですね。
老いても老けない体つくり(2)⇒

ポリフェノールが話題になり始めたきっかけを覚えていますか?
それは「赤ワイン」です。
赤ワインというからにはポリフェノールは原材料のブドウに含まれているわけです。

ブドウのポリフェノールについては最近色々なデータが出てきています。少しご紹介をしましょう。
その主要成分は種子に多いプロアントシアニジン、皮に多いアントシアニジン、レスベラトロール等いくつかあります。
プロアントシアニジンはフランス海岸松、ココアやクランベリーなどにも含まれており、強い抗酸化力があります。
また、血管をしなやかにして血圧を正常にしたり、血糖値を正常にしたりと、まさにメタボリックシンドローム対策そして生活習慣病を予防し、老化を防ぐには最適ですね。
なんとフランスでは血管が脆くなっていくのを防ぐ薬になっています。
また、筋肉疲労の軽減や回復力を高めたり、最近ではアルツハイマーに関する研究も進んでいるようです。
皮膚で紫外線からの酸化を防ぎ、またメラニンの凝集を防ぐことで美肌効果があることもわかってきており、“食べる化粧品”としてもプロアントシアニジンは注目されています。

(そういえば以前テレビのクイズ番組に出たときに、早押しクイズで、「夏、海岸にいると、」、という問いがあり、その瞬間「しみ、そばかす」と答えたのですが、「(ブー)日焼けしてしみそばかすが増えますが、その原因は、メラニンです。」というものでした。間違えた瞬間、隣のパートナー(カミさんですが)が絶妙のタイミングで「バカ」と叫んだため、生放送でないのに編集が難しく、オンエアーされ、うちの夫婦の力関係が暴露されました。)

さて、このプロアントシアニジンはある程度大きく重合したものの方が効果が高いことがわかっています。ワインにも含まれいるプロアントシアニジンは、重合反応がワインが樽で熟成する過程で進むことがわかっており、年代ものの方が効果がありそうです(値段はべつにして(^。^;))。

ワインに関しては赤ワインの方がそのポリフェノールによって効能が幅広く知られていますが、白ワインにも抗菌効果、カリウムによる利尿作用、カルシウムとマグネシウムをバランスよく含む等のいい面がたくさんあります。
しかし赤ワインにしても白ワインにしてもアルコールですから、多く飲んではダメです。適量を心がけて飲みすぎに注意をしましょう。
ちなみに同じプロアントシアニジンでもクランベリーに含まれているプロアントシアニジンにはブドウの種やココアに入っているものと種類の異なるものがあり、歯周病予防や尿路感染予防など菌の作るバイオフィルムの形成を阻害することがわかってきています。

最近では女性系のサプリでクランベリーは広まっているようです。
日本ではまだクランベリーの飲料は多くは飲まれていませんが、北米ではとても人気のある果物で飲料やソースなどさまざまな形で使われています。

レスベラトロールというポリフェノールはブドウの皮に多く含まれており、その発ガン抑制効果が知られています。その他では落花生の渋皮にも含まれています。
最近の研究では脂肪の分解を促進することがわかってきており、内臓脂肪を減らすことがメタボリックシンドローム対策の第一歩ですから、今後の研究が期待されます。

有名なアントシアニンはブルーベリーやカシスにも含まれ、眼精疲労を予防することで有名です。カシスのアントシアニンは糖の種類が異なりルチノシドというアントシアニンでその眼精疲労予防効果が高いというデータがあります。

いかがですか?
植物が持っているこのポリフェノールの力、すごいと思いませんか?

今回はブドウのポリフェノールを中心に紹介をしましたが、まだまだ色々な効果のあるポリフェノールが見つかってきており、研究が進んでいます。




    Posted at 14:39 Comments/TrackBack(0) Permalink 抗酸化       
 2006年07月10日(Mon)   ポリフェノール ワールドカップもとうとう終了してしまいましたね。
強豪が集う決勝リーグはさすがに見ごたえがあり、とても面白かったですよ。

終わってしまうのが残念ですが、早朝からのTV観戦にもそろそろ限界を感じている方もいるのではないでしょうか?
もう暑いですからね。
体調管理は夏バテをする前から予防するのが大事です。
水分補給と睡眠はしっかりとりましょう。


さてさて、抗酸化作用に続きまして今回からポリフェノールのお話です。

最近チョコレートやお茶のラベルにポリフェノールが**%という表示を見かけます。
健康番組などでカカオマスポリフェノールが取り上げられてから、チョコレートを甘いお菓子だと敬遠していた中高年世代に「チョコは健康に良い」という知識を与えとても人気になりました。 

ところで、先日カカオ99%というチョコを食べましたが、いやー苦かったです。
こんなチョコレートが発売されるのもカカオポリフェノールの影響ですね。
余談ですが、日本人のチョコの1年間の消費量ってどれくらいかわかりますか?
板チョコ約33枚分で約1.7kg!だそうです。
ちなみに世界一の消費国はスイス。実に板チョコ200枚分で約10kgの消費だそうです。
すごいですね!                  ⇒Meijiチョコレートおもしろ博物館

さて、ポリフェノールの話題に戻りましょう。
そもそもポリフェノールとは何かご存知でしょうか。
あらためてきかれると??って思いませんか?

ポリフェノールとは、科学的にいうと、昔化学の授業で習った言葉かと思いますが、分子内に複数のフェノール性ヒドロキシ基をもつ成分の総称です。
簡単に言うと同じ構造の化合物グループの総称をポリフェノールと呼んでいます。

なので、ポリフェノールにはたくさんの種類があり、その数4000種類以上。
ほとんどの植物に含有されているのです。

例えば、身近なもので言いますと。。。
  
  ・ブドウ(特に種子や赤ワイン)やチョコレートの原料のカカオに含まれる、
   プロアントシアニジン
  ・カシスやビルベリーに含まれるアントシアニン
  ・イチゴやザクロに含まれるエラグ酸
  ・亜麻仁(フラックス)やゴマに含まれるリグナン  
  ・コーヒーに含まれるクロロゲン酸
  ・大豆のイソフラボン 
  ・緑茶のカテキン

などなど、皆さんが体に良い成分として知っている植物成分ばかりではないでしょうか。

これまで特に色素として用いられてきましたが、赤ワインブーム以来、その高い抗酸化力から、健康食品の素材として現在は幅広く用いられてます。

実は私自身もポリフェノールの研究を15年近くしておりました。
特にブドウの種子の中のプロアントシアニジンとその効能に関し研究開発しておりましたが、さまざまな効能があることがわかり、現在でもさまざまな効果が明らかになりつつあります。
その効果の源は、プロアントシアニジンがさまざまな活性酸素を強力に除去する力を持っているからです。

もう20年くらい前の話ですが、学生のころ北アフリカと南欧を2ヶ月近く貧乏旅行をしたことがあり(昔猿岩石の番組がありましたが、それよりかなり前の話で、北アフリカの日本人のツアーもあまり無く、日本人ということで結構珍しがられました。)、チーズと赤ワインだけはもって野宿していましたが、今から思うと、貧相な食事で体重は減りましたが、赤ワインが活性酸素から体を守ってくれていて健康だったのかも知れません。
今では思い出話として楽しく語れますが、旅行中は色々なことが起こり、“途方に暮れる”ということを身をもって体験しました。機会があれば体験談をご紹介します。


さて、ポリフェノールは植物の皮や種子に多いのですが、なぜかお分かりですか?
植物にとっての大敵は虫だけでなく、人間と同様紫外線です。

植物も紫外線から発生する活性酸素にやられてしまいます。
ところが、人とは違い、植物は紫外線から身を守るために、日焼けクリームを塗ることは出来ません。そこで、自ら紫外線から身を防御する物質を備えているのです。
それが、ポリフェノールです。

体を守るためには紫外線の攻撃を受ける一番外側の樹皮や葉、またさらに重要なところは、やはり子孫繁栄のために種子。
そこで、植物体や子孫となる種子を紫外線から守るために、ポリフェノールが重要な役割を果たしています。
また、他にも色々な役割を果たしていますが、特に子孫を残すために働きが多く知られています。

このように植物内で身を守る役割があるポリフェノールは「抗酸化力」があり、私たちの体内でも役に立ってくれているというのです。

次回はたくさんあるポリフェノールの中からいくつかをご紹介しましょう。
各ポリフェノールにも特性があり、それを知るともっとポリフェノールのすごさを感じていただけると思います。
    Posted at 14:17 Comments/TrackBack(0) Permalink 抗酸化       
 2006年06月23日(Fri)   老いても老けない体つくり(2) 早朝のブラジル戦、観ましたか〜?
ブラジルの技術力や組織力の高さはやはりすごいなと感じました。
結果は残念でしたが、頑張った日本代表に拍手を送りたいですね。

まだまだW杯は続きますからいったいどこの国が世界一になるのかを楽しみに観戦したいと思います。
日本の試合じゃないので気が楽ですしね(^^;)


さて今回は前回の続き、老いても「老けない体」を手に入れる、の続きです。
そのキーワードは「酸化」。

「酸化」って聞いたことありますよね。
酸化とは酸素に触れると起こる反応です。
例えば、りんごを切っておいておくと空気に触れて色が悪くなったり、ぬれた鉄を置いておくと錆びたりすること、これを「酸化」といいます。

実はこの酸化は体内でも同じように行われているのです。
人間も酸素で錆びるのです。
酸素で錆びるなんて不思議と思いませんか?

当然酸素は人間が生きていくうえでエネルギーを作る重要な働きをしますが、そのうちの一部が「活性酸素」に変わり身体を錆びさせてしますのです。
よく健康番組で耳にしますね、「活性酸素」という言葉。
この「活性酸素」に触れる度合いの多い人ほど肉体が老化します。

だれでも一年1歳づつ年をとります(いくら私は若いからといっても皆同じように年は取ります)。それを“老いる”といいます。みな同じように“老いる”のです。
しかし“老け方”は違います。つまり“老いる”と“老ける”は違います。
40代、50代になって、中学校や高校のクラス会に行ったときに、久しぶりに会った友人がすごく若々しかったり、逆に老けていたりという経験はありませんか?それは同じ年齢、つまり同じように老いていても、肉体的な若さ、つまり老け具合が違っているのです。

いかに肉体が老化しているかということかは、見た目といった外見的なものばかりでなく、生活習慣病と密接に関連しています。
肉体の老化、つまり老化の直接の原因が酸化なのです。  

体を酸化させる活性酸素は常に体の中で作られています。
人間は活動するのに約2000kcalのエネルギーが必要ですが、その際約10リットルもの活性酸素が作られます。また、ストレスや食品添加物、たばこや大気汚染などでも発生をしています。
酸化のもとになる活性酸素は免疫作用において重要な役割も実はあるのですが、体のさまざまな部分にダメージを与えます。

ではいったい活性酸素は何を酸化させてダメージを与えるのでしょうか?
からだの中で酸化されやすいのは、実は脂質の部分なのです。
そしてなんと我々の体を作っている約60兆個の細胞は脂質の膜で覆われています。
細胞の膜は脂質、ココです。

つまり、細胞の膜が一番酸化されやすく、ダメージを受けるのは細胞ということになります。
そして細胞から成り立っている臓器や血管の働きが低下し、ホルモンバランスが悪くなったり、酵素の分泌が悪くなったり、つまり体が本来の役割を果たさなくなり、肉体の老化が起こるのです。

活性酸素⇒細胞が酸化される⇒老化につながる、このような関係になります。

もともと体内には、発生した活性酸素をちゃんと退治する働きを持っているのですが(例えばビタミンなど)、加齢で退治する働きが弱まったり、活性酸素が増えすぎたりすると、その力を弱めることが難しくなってしまいます。

そこで、注目を浴びているのが抗酸化物質
老化から体を守るために、活性酸素を除去する働きをもつのが「抗酸化物質」です。

抗酸化物質が体内でたくさん作られるような食生活をすることが望ましいのですが、現代では食べ物で補おうとしても食べ物の中の抗酸化物質の量は減ってきているし、和食から洋食へ、また添加物の増加等食生活の変化(添加物等は肝臓で解毒作用を受け、活性酸素を生み出します)、ストレスの増加、また紫外線や排気ガスの増加等、日に日に活性酸素の増加する環境になっています。

老けない体のためにはどうすればいいのか?
体を酸化させないようにするには活性酸素の除去が必要になる、ということです。
このことがTV番組でも取り上げられるようになり、「抗酸化作用」という言葉は一般的にも定着したように思います。ご存知のコエンザイムQ10も大変なブームになりましたよね。

そして同様に注目を浴びてきたのが「ポリフェノール」です。
始めは赤ワインポリフェノールが有名でしたが徐々に様々なポリフェノールが取り上げられ、食品やサプリでその働きが広く浸透してきました。
今ではすっかり「抗酸化作用」は「老けない体」「若返り」に直結する言葉になりましたが、次回は抗酸化力NO.1、ポリフェノールの力をお伝えしたいと思います。
    Posted at 11:10 Comments/TrackBack(0) Permalink 抗酸化       
 2006年06月07日(Wed)   老いても老けない体つくり もうすぐワールドカップですね!
寝不足な日々が来るのかと思ってちょっと日本の試合の中継時間を調べてみました。
オーストラリアとクロアチア戦は夜から深夜にかけて見られますが、なんとブラジル戦が夜中の3:30〜になっていましたよ(^^;)
見終わったころには明け方ですね。
しかも金曜日の朝ですから、ちゃんと仕事に行かないといけません。

でもみなさんガンバって応援しましょう(^ー^)ノ


さて、今回はこんなことができるの?みたいなタイトルでしょう。
「老いても老けない体つくり」です。

ご存知の通り日本は世界一の長寿国です。
つい先日も4人に1人が65歳以上という人口比率になったとニュースがありました。

ところで『健康寿命』という言葉をご存知でしょうか。
平均寿命ではありませんよ。

『健康寿命』とは健康状態を保っている年齢のことを指します。

長寿と健康は別物。
しかし「長生きで健康」が望ましいものです。
日本人は世界でもっとも長寿ですが、長寿だから健康かというとそうといえません。

実際に日本人の約1/4は血圧が高いといわれており、65歳以上になると、その60%の方が高血圧に困っています。
多くの方が生活習慣病に悩まされているのです。
⇒メタボリックシンドローム

「平均寿命」とはまさに命を全うするまでのことを言いますが、「健康寿命」とは生活の質(QOL)を考慮した寿命のことで、つまり健康状態を保っている年齢のことです。

日本人では健康寿命と平均寿命の差は約6年で、この期間をWHOは不健康期間と呼んでいます。
つまり日本人は人生最後の平均6年は何らかの健康障害を負って生きていることになるのです。

日本人の平均寿命は延びていますが、この不健康期間はあまり変わっていません。

人間はもともと、食生活、運動不足、ストレス、環境等の影響にかかわらず、恒常性(ホメオスタシス)を維持するような力を持ち、どんな環境にも耐えていく力を供えています。ところが、その環境に耐えられなくなり、つまりは生活環境の変化に体がついていけなくなり、生活習慣病になってしまします。

我々の恒常性を保つ力は実は20歳を過ぎたころから衰え始めます。
つまり老化とともに、衰え始めるのです。

若いころと現在の自分を比べてみてください、昔は無理しても何ともなかったのに、最近はすぐ疲れたり、力が出ないことが多くありませんか?
それが老化なのです。

老化とは単に年をとる、つまり加齢だけが原因ではありません。
加齢以上に問題なのは肉体の老化、肉体がいかにぼろぼろになっているかということです。

今、それは年をとるのだから仕方ないことって思いませんでしたか?

そうではありません。
加齢による老化を遅らせたり、維持しようとする努力で年齢を重ねても“老いても老けない体”つくりをすることができるのです。


ではどうすればそれは可能でしょうか?
キーワードは「酸化」

この続きは次回にいたします。
次のアップにはオーストラリア戦での勝利感想なんかが書ける結果だといいですね〜♪

    Posted at 15:40 Comments/TrackBack(0) Permalink 抗酸化