メタボリックシンドローム(2)

 
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細山浩
東京大学農学部農芸化学科食料化学研究室修了 農学博士
現在、株式会社エム・エイチ・ビー代表取締役副社長
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< メタボリックシンドローム | メタボリック/一覧 | 高脂血症 > 増加する糖尿病と予備軍
   2006年09月04日(Mon) 
 メタボリックシンドローム(2)
9月に入り、なんとなく朝晩は秋のおとずれを感じるようになりましたね。
とはいえ、まだまだ日中の気温は30度を超えており残暑厳しい気温です。
朝晩との温度差が生じると体にもそれは負担となりますので、体調管理には油断をしないように気をつけましょう。

さて今回はメタボリックシンドロームについてです。
今年の2月にもこのブログで取り上げましたが、ますますメタボリックシンドロームということばが雑誌やテレビで取り上げられています。


まず「メタボリックシンドローム」とは、内臓脂肪が多い、血糖値が高い、LDLコレステロール値が高い、血圧が高い、そのような要因を持っている人が動脈硬化になるリスクが高いという状態のことを言います。

メタボリックシンドロームの入り口、つまり原因は、脂肪細胞にあります。

その理由を簡単に説明しましょう。

最近、脂肪細胞が生理活性物質であるアディポサイトカインという物質を分泌し、さまざまな体の機能を調節していることがわかってきました。
アディポサイトカインには、善玉と悪玉があり、善玉をアディポネクチンと言います。
健康な状態では、これら善玉・悪玉アディポサイトカインの分泌はバランスよく保たれていますが、内臓脂肪が蓄積した状態では、善玉アディポサイトカインの分泌量が減り、悪玉アディポサイトカインが過剰に分泌されます。
このようにバランスが崩れると、血糖値が高め、LDLコレステロール値が高め、血圧が高め、とういうように生活習慣病を招き、動脈硬化を進展させると考えられています。

つまり、メタボリックシンドロームには、脂肪細胞が増えすぎたため、悪玉アディポサイトカインと善玉アディポサイトカインのバランスが崩れることが引き金となっているのです。

ですから、メタボリックシンドローム対策には内臓脂肪を減らすことが重要なのです。
そのためにはまず生活習慣を変える必要があります。
   
   ・いつも満腹になるまで食べる
   ・間食が多い
   ・甘いものがすき
   ・緑黄色野菜をあまり食べない
   ・あまり階段を使わず、エスカレーター等を利用することが多い
   ・定期的に運動をしない
   ・よく酒を飲む
   ・タバコを吸う

以上の項目は、内臓脂肪を増やす原因になるので、当てはまる方は改善していく必要があります。

つまり、食習慣を改善し、運動する習慣をつけることが重要です。

運動というと面倒くさいと思われる方もいると思いますが、厚生労働省も「21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)」で、男性で9200歩、女性で8300歩歩きましょうと提唱しています。 健康日本21でも引用されていますが、海外の文献から週当たり2000kcal(1日当たり約300kcal)以上のエネルギー消費に相当する身体活動が推奨されています。
アメリカスポーツ医学協会が提示する式を用いて、体重60kgの者が、時速4km(分速70m)、歩幅70cm、で10分歩く(700m、1000歩)場合を計算すると、消費エネルギーは30kcalとなります。

つまり1000歩で30kcalつまり、1万歩歩くことで、1日当たり300kcalのエネルギーを消費することに相当します。
毎日1万歩き、300kcalを消費すると、内臓脂肪を減らす効果はかなりあります。まず3ヶ月続けてみて下さい。
ウォーキングの時間が取れない方はまずは「歩く」意識をもって行動を始めてみましょう。エレベーターではなくて階段で「歩く」、次のバス停まで「歩く」という具合に。

また最近は、内臓脂肪を減らしたり、善玉アディポサイトカインを増やす効果のあるものが判ってきています。パロアッスルというパラグアイ産のハーブ、杜仲茶、そしてこのブログでも取り上げたぶどう種子ポリフェノールなど。

これらを使用したサプリメントを使うのも、内臓脂肪を減らす手助けになります。ただ基本は食習慣と運動です。もう一度食事、運動を含めた生活習慣を見直してみましょう。

これから涼しくなり食べ物がおいしい「食欲の秋」となりますが、ぜひ今年は「運動の秋」を充実させてみましょう。




 
 
Posted at 11:35 Comments/TrackBack(0) Permalink メタボリック

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