内臓脂肪と皮下脂肪

 
プロフィール
細山浩
東京大学農学部農芸化学科食料化学研究室修了 農学博士
現在、株式会社エム・エイチ・ビー代表取締役副社長
詳細はこちら

新着エントリ
鼻水 (2/22)
血圧 (10/13)
 

新着トラックバック/コメント
新着トラックバック/コメント

 

カテゴリ
サプリメントと健康を考える なるほど!ブログ  

アーカイブ
2006年 (21)
2月 (1)
3月 (2)
4月 (3)
5月 (3)
6月 (2)
7月 (2)
8月 (1)
9月 (2)
10月 (1)
11月 (2)
12月 (2)
2007年 (12)
1月 (1)
2月 (1)
3月 (1)
4月 (1)
5月 (1)
6月 (1)
7月 (1)
8月 (1)
9月 (1)
10月 (1)
12月 (2)
2008年 (8)
1月 (1)
3月 (1)
6月 (1)
7月 (1)
8月 (1)
10月 (1)
11月 (1)
12月 (1)
2009年 (9)
1月 (1)
3月 (1)
5月 (1)
6月 (1)
7月 (1)
8月 (1)
10月 (1)
11月 (1)
12月 (1)
2010年 (6)
2月 (1)
4月 (1)
6月 (1)
8月 (1)
11月 (2)
 


カレンダー
 
2009年11月
24
         

アクセスカウンタ
今日:13
昨日:13
累計:150,635
 

 RSS/のブログ




 
 
< 高脂血症 < 増加する糖尿病と予備軍 | メタボリック/一覧 |  
   2009年11月24日(Tue) 
 内臓脂肪と皮下脂肪
早いもので今年もあと1ヶ月ちょっと。
街はクリスマスのイルミネーションでとてもきれいですね。
なにかと外食が増える時期でもあり、ちょっと体重増加が気になりませんか。


毎年一日ドッグで健康診断を受けているのですが、今年も数値はすべて良かったのでほっとしています。
そういえば皆さんもお気づきかもしれませんが、昨年から腹回の測定の項目が増えました。
メタボリックシンドローム対策で内臓脂肪量の目安として、腹回を測定してます。
男性では、85cm、女性では90cmがその基準となっています。


この脂肪ですが【内臓脂肪】と【皮下脂肪】があります。
内臓脂肪が胃や腸のような臓器のまわりにつくと内臓脂肪型肥満に、皮膚の下の皮下脂肪が増えると皮下脂肪型肥満になります。


女性の方が基準値が高いのは、皮下脂肪が多く、その分腹囲が大きくなるためです。(ただ最近女性の基準を厳しくしようという動きもあるようです!)


脂肪は単に見た目の問題だけでなく、蓄積すると様々な問題を引き起こします。
肥満によってヒザや関節に負担をかけたり、睡眠時無呼吸症候群を引き起こすだけでありません。
脂肪細胞は単位脂肪を溜め込んでいるだけでなく、じつはホルモン等の様々な物質を分泌しています。


◆脂肪にも役割がある。
皮下脂肪は「レプチン※1」等を、
内臓脂肪は血糖値を下げるホルモンであるインスリンの働きを高める「アディポネクチン※2」や、血圧を上げる「アンジオテンシノーゲン」等を作っています。

◆過剰な脂肪が悪影響
皮下脂肪が増え、過剰に生産されたレプチンによって月経に異常をきたしたり、また内臓脂肪が増えると、アディポネクチンが減り血糖値が下がりにくくなり、またアンジオテンシノーゲンが増え、血圧が下がりにくくなるのです。


このように脂肪は見た目の問題だけでなく、様々な形で健康に影響を及ぼしています。特に女性はもともと皮下脂肪がつきやすいですが、35歳くらいから内臓脂肪がつきやすくなります。


◆内臓脂肪は落ちやすい!
内臓脂肪は皮下脂肪に比べてつきやすく、かつ落ちやすいので、日々の食生活の見直しや運動を取り入れることで、内臓脂肪がつかないように気を配ることができます。


食生活とエネルギー消費のバランスを意識して生活してください。



---------------ー----------------------------
※1:「レプチン」
⇒血液中のレプチンが増えると満腹中枢が刺激され、食欲が落ちる。脂肪の蓄積を抑制します。
※2:「アディポネクチン」
⇒インスリン感受性を高めたり、脂肪を燃焼させたりする。肥大化した脂肪細胞からの分泌量は少ないので、肥満児には血糖値が下がりにくくなる
 
 
Posted at 13:25 Comments/TrackBack(1) Permalink メタボリック