物忘れ

 
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細山浩
東京大学農学部農芸化学科食料化学研究室修了 農学博士
現在、株式会社エム・エイチ・ビー代表取締役副社長
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   2006年11月29日(Wed) 
 物忘れについて(2)
以前「話を聞かない男、地図が読めない女」という本が流行ったのをご存知でしょうか。
男脳と女脳の違いについて書かれていたのですが、例えば女は子供を育てたりするためにコミュニケーション能力に長けているので愚痴や問題を口に出して相手に伝えようとするが、男はじっと無言で考え込むタイプであるためお互いに上手く付き合えない、そんなのは実は脳の違いがあるから生じることだ、というようなことが色々と書いてありました。

男脳と女脳のどちらが優れているというわけではなく、男と女のものの考え方が違うのは脳が違うから当然のことで、脳の違いを理解することが男女の考え方の違いを理解しあえるようになる、というとても面白い内容でした。


さてさて、前回の続き本題です。
記憶の力を強めること、つまり脳を活性化させるためにはどうしたらいいのか?ということでしたね。

記憶と重要な関係にある部分が海馬(かいば)といわれています。
最近の研究では海馬の神経細胞は70歳を過ぎても増殖することがわかってきており、運動や記憶のトレーニングで神経細胞の増殖率が高くなることもわかってきています。
また人口海馬の研究も進んでいます。

先日友人の助教授が、海馬を活性化し、細胞を増やすには、θバーストという脳波が重要といっていました。
そのθバーストを発生させるには、時間がたつのを忘れるくらいひとつのことに集中することが重要で、海馬の細胞を増殖させるためには、性ホルモンの分泌(美しい異性を見ただけでも分泌されるそうです)、さらには「BDNF」という脳細胞の成長を促すたんぱく質が重要であるそうです。

みなさんは何かに没頭することってありますか?
熱中して本を読んだり、なにかを学んだり、趣味に没頭する時間はお持ちでしょうか。
年齢を重ねるにつれ勉強したりする機会がだんだん減っていくと、いざ短期集中でなにかをしようとしてもなかなか難しいものです。
海馬の神経細胞は70歳でも増殖するのですからやはり日頃から脳を使う生活をおくらねばならないようです。

最近は老化防止のサプリメントの中でも記憶を訴求したものも多く見られ、イチョウ葉エキス、リン脂質、ブドウ種子ポリフェノール等が使用されています。だいたいこれらは抗酸化作用の働きがあったり血液の流れをよくする働きがあることから脳の老化に役立つとされています。
 
 
Posted at 09:13 Comments/TrackBack(0) Permalink 物忘れ 
 
 
 
 2006年11月06日(Mon)   物忘れについて 脳をトレーニングするゲーム(大人に大人気だそうですね)やクイズ番組が人気があるようですが、「脳を鍛える」という言葉をとてもよく耳にするようになりました。
数独といったパズル系の専門誌もたくさんあり、やりだすとついつい夢中になってしまいますね。

最近は、脳に関する研究が進んできており、脳や記憶の問題を取り上げた、テレビや新聞、映画、書籍が増えてきています。
私の友人の大学助教授も先日、テレビで脳にまつわる授業をしているのを見つけました。(飲み仲間だった友人が最新の研究テーマの授業をしているのを見て非常に不思議な感覚でした。)
自分自身も40過ぎて、だんだん名前がすぐ出てこなかったり、脳の老化を感じます。
物忘れは誰にでもあることなのですが、だんだんそれが増えてくるとついつい「年のせい」と片付けてしまいがちです。

この「記憶」というのは不思議なもので、昔のことを覚えているのに最近のことを忘れていたりすることがありますよね。

実は記憶には時間の長さに応じて、感覚記憶、短期記憶、長期記憶と分類されます。
視覚では1秒間弱、聴覚では約4秒間保持され、テレビや映画の映像を連続して認識できるのは感覚記憶の効果によります。

短期記憶とは短期間保持される記憶で、約20秒間保持され、必要なくなるとすぐ忘れてしまします。記憶できる情報量は少なく5から9の情報しか記憶できません。この記憶は短期記憶を蓄える貯蔵庫である短期記憶貯蔵(STS)に蓄えられます。

長期記憶とはさらに長期間(死ぬまで)残っている記憶で長期記憶貯蔵(LTS)に蓄えられます。覚えておく必要のないものは長期記憶のメモリーには移りません。試験勉強で一夜漬けをして覚えたものは試験が終わると忘れてしまいますよね。

たとえばテレビや映画でも残っている映像とまったく覚えていないものがありますが、同じ様に見ていて差ができるのは、感覚記憶からいかに短期記憶に残り、さらには長期記憶に残るかの違いです。記憶が残るかどうかは、どのように覚えたか、たとえば体を使って覚えたようなものは忘れにくく(手続き記憶といいます)、また、興味深いものは忘れにくいようです(何度行っても取引先の場所は覚えないけど、一回しか行ったこのない飲み屋の場所は覚えている、といった方も多いのではないでしょうか)

このようにそのときの記憶状態で記憶に残っているかどうかになります。
この「記憶の力」をもっと強めることができれば物忘れも減るかもしれないですよね。
どうすれば脳を活性化させることができるのでしょう?

続きはまた次回に。。。
    Posted at 15:21 Comments/TrackBack(1) Permalink 物忘れ