「噛む」こと

 
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細山浩
東京大学農学部農芸化学科食料化学研究室修了 農学博士
現在、株式会社エム・エイチ・ビー代表取締役副社長
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   2008年12月26日(Fri) 
 「噛む」こと
いよいよ今年も残りわずかとなりました。
仕事納めが今日という方も多いのではないでしょうか?

連日の不景気の報道で、日本列島で意気消沈したムードが漂っているようにも感じますが、来年は明るい一年になることを願うばかりです。

明るい年にするためにもやはり「健康」は大事です。
バリバリ働いていると多少の無理もなんのその、という感じですが、
いざ病気や入院などをしてしまうと健康でいることの大切さを痛感します。
普段ではなかなか気づけないものですが、日常から健康に関心を持つことをぜひ心がけてください。


さて今年最後のテーマは「噛む」です。

皆さんはよく噛んでいますか?
食べ物を意識して噛んでいることはそんなに無いのですが、食べ物を噛み砕くだけではなく、実は免疫力向上にも役割があります。

「噛む」回数が昔に比べるとだいぶ減ってきている、というのはご存知でしょうか。
先日の読売新聞(2008年12月10)日にも出ていましたが、現代人の咀嚼回数は戦前に比べて約6割も減っているとのこと。

驚きですね。
ファストフード等やわらかい食べ物が増えたからでしょうか。
私も子供のころ母親から良くかんでたべろ、最低30回はかみなさい等よく言われました。(うちの食事は、味噌汁にそのまま入った煮干等、よくかまなくては飲み込めないようなものが多かったのですが)。

現在の高校生は昔の平均的な顔立ちを比べると、かなり顎が細くなって面長の顔立ちになっているそうです。
このままいくと数十年後の高校生の平均的な顔立ちはもっと顎が小さくなっているとのこと。

これくらい「噛む」という動作は私達に影響を与えています。


また、噛むことの役割は、食べ物を小さくし消化されやすくすることと思っていましたがそれだけではないのです。
例えば、満腹中枢を刺激し、満腹感を得たり、脳の血流を増やしたり。
また、唾液の量も増やしてくれます。


唾液は普通1〜1.5リットルもでるそうですが、色々な役割があります。
食べ物の消化、歯の再石灰化、緩衝作用、粘膜保護作用、新陳代謝を活発にする唾液ホルモンとしての作用等々。
また殺菌作用や抗酸化作用もあります。


われわれは物を口に入れるとき、口に入れて大丈夫かどうか、まず、眼で見たり、臭いをかいだりして外見等で安全を確かめて口にいれます。
でも外見だけでは、健康に良くない菌や活性酸素についてはわかりません。
そこで、知らずに口の中に入っても、唾液が菌を殺したり、活性酸素を消してくれて、より口に入れたものを安全にしてくれているのです。

そんな多くの役割を持つ唾液の量も「噛む」ことが増やしてくれます。
もう一度、「噛む」ことの大切さ考え、よく「噛む」ようにしましょう。


忘年会にお正月に新年会となにかと食べる飲むことが多いシーズンではありますが、ちょっと「噛む」意識をもってみてはいかがですか?


それでは今年もありがとうございました。
来年も皆様が健康の一年を過ごすことができますように。

 
 
Posted at 11:13 Comments/TrackBack(0) Permalink 身体のこと