体温調節の話

 
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細山浩
東京大学農学部農芸化学科食料化学研究室修了 農学博士
現在、株式会社エム・エイチ・ビー代表取締役副社長
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   2009年05月01日(Fri) 
 体温調節の話
こんにちは
ゴールデンウィーク真っ最中ですね。
汗ばむ陽気でお出かけには絶好ですが、今年は高速道路のETC値下げでいつも以上に渋滞がすごそうな感じです。


さて、4月は講演会で北海道出張が多かったのですが、先日帯広では大雪に見舞われて、気候の違いに驚きました!
東京に戻ってきたときに感じる暑さと大きな気温差です。
しかし、まだまだ寒い北海道でしたが、寒い時にも、あるいは、東京にもどってきて暑くなっても、人間の体は常に体温調整する機構があり、一定の体温を保っています。
人の体で働く酵素反応など、我々の生態反応にとって体温調節はとても重要なのです。


ところで私達はどうやって暑い寒いを認識していると思いますか??

 皮膚には寒さ暑さを感じる受容器があります。
     ↓
 そこで感じた温熱が体温調節中枢のある視床下部に伝わり温度調節をします。
     ↓
 そして大脳皮質に伝わり、寒いか暑いかを認識。

その温度の変化に応じて、自律神経やホルモンが働き、体温を調整します。
温度が低くなると、皮膚の血管や手足など末端部の血管を収縮することで、血流量を減らし、体温の低下を抑制します。
また寒いと体が震えますが、これは、骨格筋の収縮によって熱産生をしているのです。甲状腺ホルモンや副腎髄質ホルモン分泌によっても熱産生を行い、体温をある一定範囲に保ちます。逆に、環境の温度が高くなると、皮膚血管の拡張や発汗によって熱放散を促進します。

この体温調節がヒトがいろんな気候変化にも対応して生きていける要因なわけですね。


しかしながら最近、子供たちの体温調整機構が低下しているのをご存知でしょうか。
これは、エアコンに頼りすぎていることが原因のようです。
本来寒いとか暑いとか感じたときに、我々人間が持っている体温調節機構が働いて体温を調節するわけですが、発汗等の体温調節機構が働く前に、エアコンをつけて、環境の温度を上げ下げしてしまうからです。
たとえば幼児期に汗腺等が発達するわけですが、幼児期にエアコンに頼りすぎると、汗をかかないため、汗腺の発達不全などの問題が出てくるようです。

やはり、暑さ、寒さを感じることは、我々の体には重要ですね。
これから夏を迎えるにあたり、エアコンはいまや必須のものですが、汗をかいて体温調節がちゃんとできることも健康な体の条件ですね。


 
 
Posted at 18:02 Comments/TrackBack(0) Permalink 身体のこと