身体のこと

 
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細山浩
東京大学農学部農芸化学科食料化学研究室修了 農学博士
現在、株式会社エム・エイチ・ビー代表取締役副社長
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   2010年02月22日(Mon) 
 鼻水
2月は雪の日が続いたり、気温が高くなったりと体調管理が難しい時期です。
風邪が多いのもこの時期で、まだまだ注意が必要ですよ。


さて、そろそろ花粉症も発症するこの季節になると、スタスタと流れる鼻水や鼻づまりで風邪か花粉症か自分ではわからないことが多いようです。


そもそも鼻水ってなにか考えた事ありますか?
鼻水とは鼻の奥の鼻腔の粘膜をおおっている粘液のことで、血液の成分(白血球等)がしみだしているのです。


鼻水の正体は血液の成分なんてご存知でした?


通常、空気は鼻から気道を通って肺に届きます。
その時、気管支に冷たい空気が入らないように鼻水で冷気を温める役割があります。


また、洗浄・殺菌の役割もあります。
鼻に異物が入ると、鼻水の量を増やして洗浄や殺菌を行うのです。


中でも代表的なものはアレルギー。
花粉やハウスダストなどのアレルゲンがあると、鼻水を大量にだしてアレルゲンを洗い流そうとするのです。
アレルギー性鼻炎というやつですね。


もちろん、有名な異物と言えば細菌やウィルス。
私達が吸う空気にはインフルエンザなどのウィルスなどが混じっていることがあります。
体内に入ると増殖して感染してしまうこともあり、できれば感染する前にウィルスをシャットアウトできれば理想的です。


インフルエンザの場合、肺で増殖を食い止めるには喉までの上気道で異物を処理する必要があります。そこで!鼻水に含まれる白血球等がウィルスや細菌と戦い、体内への侵入を防いでくれるわけです。


体が弱っていると、鼻水の殺菌力も弱くなりますから風邪にひきやすくなります。
普段から体の抵抗力を維持する生活をすることが大事ですね。



ちなみに、鼻水にはさらさらしたものと、黄色くドロッとしたものがあります。
前者は風邪の初期かアレルギー性鼻炎である可能性が高いです。
しかし、細菌に感染し、その細菌の死がいと白血球が集まり鼻水が黄色くなることもあります。








 
 
Posted at 17:46 Comments/TrackBack(0) Permalink 身体のこと 
 
 
 
 2009年05月01日(Fri)   体温調節の話 こんにちは
ゴールデンウィーク真っ最中ですね。
汗ばむ陽気でお出かけには絶好ですが、今年は高速道路のETC値下げでいつも以上に渋滞がすごそうな感じです。


さて、4月は講演会で北海道出張が多かったのですが、先日帯広では大雪に見舞われて、気候の違いに驚きました!
東京に戻ってきたときに感じる暑さと大きな気温差です。
しかし、まだまだ寒い北海道でしたが、寒い時にも、あるいは、東京にもどってきて暑くなっても、人間の体は常に体温調整する機構があり、一定の体温を保っています。
人の体で働く酵素反応など、我々の生態反応にとって体温調節はとても重要なのです。


ところで私達はどうやって暑い寒いを認識していると思いますか??

 皮膚には寒さ暑さを感じる受容器があります。
     ↓
 そこで感じた温熱が体温調節中枢のある視床下部に伝わり温度調節をします。
     ↓
 そして大脳皮質に伝わり、寒いか暑いかを認識。

その温度の変化に応じて、自律神経やホルモンが働き、体温を調整します。
温度が低くなると、皮膚の血管や手足など末端部の血管を収縮することで、血流量を減らし、体温の低下を抑制します。
また寒いと体が震えますが、これは、骨格筋の収縮によって熱産生をしているのです。甲状腺ホルモンや副腎髄質ホルモン分泌によっても熱産生を行い、体温をある一定範囲に保ちます。逆に、環境の温度が高くなると、皮膚血管の拡張や発汗によって熱放散を促進します。

この体温調節がヒトがいろんな気候変化にも対応して生きていける要因なわけですね。


しかしながら最近、子供たちの体温調整機構が低下しているのをご存知でしょうか。
これは、エアコンに頼りすぎていることが原因のようです。
本来寒いとか暑いとか感じたときに、我々人間が持っている体温調節機構が働いて体温を調節するわけですが、発汗等の体温調節機構が働く前に、エアコンをつけて、環境の温度を上げ下げしてしまうからです。
たとえば幼児期に汗腺等が発達するわけですが、幼児期にエアコンに頼りすぎると、汗をかかないため、汗腺の発達不全などの問題が出てくるようです。

やはり、暑さ、寒さを感じることは、我々の体には重要ですね。
これから夏を迎えるにあたり、エアコンはいまや必須のものですが、汗をかいて体温調節がちゃんとできることも健康な体の条件ですね。


    Posted at 18:02 Comments/TrackBack(0) Permalink 身体のこと       
 2008年12月26日(Fri)   「噛む」こと いよいよ今年も残りわずかとなりました。
仕事納めが今日という方も多いのではないでしょうか?

連日の不景気の報道で、日本列島で意気消沈したムードが漂っているようにも感じますが、来年は明るい一年になることを願うばかりです。

明るい年にするためにもやはり「健康」は大事です。
バリバリ働いていると多少の無理もなんのその、という感じですが、
いざ病気や入院などをしてしまうと健康でいることの大切さを痛感します。
普段ではなかなか気づけないものですが、日常から健康に関心を持つことをぜひ心がけてください。


さて今年最後のテーマは「噛む」です。

皆さんはよく噛んでいますか?
食べ物を意識して噛んでいることはそんなに無いのですが、食べ物を噛み砕くだけではなく、実は免疫力向上にも役割があります。

「噛む」回数が昔に比べるとだいぶ減ってきている、というのはご存知でしょうか。
先日の読売新聞(2008年12月10)日にも出ていましたが、現代人の咀嚼回数は戦前に比べて約6割も減っているとのこと。

驚きですね。
ファストフード等やわらかい食べ物が増えたからでしょうか。
私も子供のころ母親から良くかんでたべろ、最低30回はかみなさい等よく言われました。(うちの食事は、味噌汁にそのまま入った煮干等、よくかまなくては飲み込めないようなものが多かったのですが)。

現在の高校生は昔の平均的な顔立ちを比べると、かなり顎が細くなって面長の顔立ちになっているそうです。
このままいくと数十年後の高校生の平均的な顔立ちはもっと顎が小さくなっているとのこと。

これくらい「噛む」という動作は私達に影響を与えています。


また、噛むことの役割は、食べ物を小さくし消化されやすくすることと思っていましたがそれだけではないのです。
例えば、満腹中枢を刺激し、満腹感を得たり、脳の血流を増やしたり。
また、唾液の量も増やしてくれます。


唾液は普通1〜1.5リットルもでるそうですが、色々な役割があります。
食べ物の消化、歯の再石灰化、緩衝作用、粘膜保護作用、新陳代謝を活発にする唾液ホルモンとしての作用等々。
また殺菌作用や抗酸化作用もあります。


われわれは物を口に入れるとき、口に入れて大丈夫かどうか、まず、眼で見たり、臭いをかいだりして外見等で安全を確かめて口にいれます。
でも外見だけでは、健康に良くない菌や活性酸素についてはわかりません。
そこで、知らずに口の中に入っても、唾液が菌を殺したり、活性酸素を消してくれて、より口に入れたものを安全にしてくれているのです。

そんな多くの役割を持つ唾液の量も「噛む」ことが増やしてくれます。
もう一度、「噛む」ことの大切さ考え、よく「噛む」ようにしましょう。


忘年会にお正月に新年会となにかと食べる飲むことが多いシーズンではありますが、ちょっと「噛む」意識をもってみてはいかがですか?


それでは今年もありがとうございました。
来年も皆様が健康の一年を過ごすことができますように。

    Posted at 11:13 Comments/TrackBack(0) Permalink 身体のこと       
 2007年01月30日(Tue)   花粉症に効くものは? こんにちは
もう2月ですね。
暖冬だといわれてきましたが、本当に去年の寒さと比べると信じられない暖冬です。
暖冬のおかげなのか、インフルエンザの大流行も今年は時期がずれているようですし、暖冬に油断して体調を崩すこともありますので、乾燥のこの時期はやはり注意が必要ですね。

さて、今回は『花粉症』についてです。
この時期になるとそろそろマスク姿の方を見かけるようになってきます。
現在日本人の約5人に一人が花粉症といわれています。私も3−4年前から急に花粉症になりましたが、花粉症と縁のなかった人でも急になることがあります。

関東ではだいたい2月中旬ぐらいから花粉が飛び散るようですが、花粉症にも種類がありますので花粉症の時期のピークは種類や地域によって違います。今年の花粉は平均的に見て少ないようですが、去年と比べると同じ程度の飛散数のようです。といってもいろいろな対策をうたねばならないのは毎年同じですよね。

そもそも、花粉症とはいったいどういうものなのでしょう。花粉症でない方はわりとそのメカニズムを知らない方も多いようですのでちょっとご説明いたします。

簡単に言えば、花粉症とは体に侵入した異物を追い出そうとするアレルギー反応の一種です。このメカニズムは非常に複雑ですが、簡単に説明すると、

1.私たちの体は、‘花粉’という異物(アレルゲン)が侵入するとまず、
  「マクロファージ」という細胞にとらえられます。

2.この情報がT細胞というリンパ球に伝えられ、さらにB細胞に伝達されます。

3.B細胞ではこの花粉に適したIgEという抗体を作ります。
  これがこの花粉を排除するという抗体になります。

4.IgEは肥満細胞の表面にくっつきます。
  そして再度同じ花粉が侵入すると、花粉はこのIgEとくっつき、
  肥満細胞中のヒスタミン等の物質が放出され、花粉をできるだけ体外に
  排出しようとします。

そのため、くしゃみが出たり、鼻水がでて洗い流そうとしたり、または鼻つまりで、花粉が中にこれ以上侵入しないように食い止めようとします。これらがアレルギー反応と呼ばれるものですが、我々の体が体に入ってきては困る花粉を外に追い出そうとしている反応なのです。

スギやヒノキ花粉が花粉症では有名ですが、最近ではカモガヤ、オオアワガエリ、ブタクサ、シラカバなどアレルギーを引き起こす花粉は増えており、春先だけでなく通年花粉症に悩まされる人が増えています。
また、花粉症はこの2月の時期から増えるため、初めて花粉症になったときは大抵、鼻水やくしゃみが続くといった症状から風邪の症状と勘違いをしてしまうケースもあります。
同じ鼻水でも風邪はその進行状況で変化をしていきますが、花粉症は水ばなが続いたりしますので、自己判断せずにお医者さんに診てもらうほうがよいでしょう。

そこでアレルギーのメカニズムを考えた上でどうすれば花粉症になりにくくなるか考えてみ見ましょう。
1. Th1細胞を増やしてバランス改善
2. B細胞からの抗体の生産量を減らす
3. 肥満細胞からのヒスタミンの放出量を減らす


ではどんなものが効くのでしょうか?
1には、大麦のβグルカン植物乳酸菌Th221が、3にはトマトのナリンゲニンカルコンというポリフェノールやブドウ種子エキスが効果があるという報告があります。

花粉症になると花粉症を治すということよりも、いかに症状を軽くするかということになります。
花粉症対策グッズを利用したり、サプリメントで体のバランスを整えていたりと、早めの対策は症状が現れるのを遅くしたり、症状を軽くしたりすることにとても役に立ちます。いまから花粉症対策をして、いつもとは違う春を迎えましょう。
    Posted at 14:34 Comments/TrackBack(2) Permalink 身体のこと